マーベルレジェンド初心者による、賢いマーベルレジェンドの選び方
タクアンです。
Twitterとか見てもらえればわかると思うんですが、最近になってマーベルレジェンドの沼に落ちました。
今回の記事では、タイトル通り賢いマーベルレジェンドとのつきあい方を模索していきたいな、と思います。
早速ですが、マーベルレジェンドはどのように買っていけばいいのでしょうか。
キャラ単推し(スパイダーマン推しだとか、アイアンマン推しだとか)の人はそのキャラだけ集めていけばいいのでしょうが、僕のような箱推しの人は目の前に広がる広大な沼の中から、逐一キャラを探っていく必要があります。
そこで、僕が思いついた買い方。
それは、「(箱推し勢は)向こう10年は出ないであろうキャラを優先する」です。
どういうことか説明するために、例となるキャラを出していきます。
それがこの人。
プロフェッサーXです。X-MENを創設した、マーベルコミックでも特に有名なキャラクターの1人。
早速ですが、(コミックのデザインとしては)このタイプのプロフェッサーXは、向こう10年は発売されないと思います。
理由はその付属品。
画像にもデカデカと写り込む、黄色いホバーチェアです。
実は、プロフェッサーX……というかチャールズ・エグゼビアは少し前に出ています。
こちら。コミックの『ハウス・オブ・X』準拠のチャールズ・エグゼビアです。
すぐにわかると思いますが、このチャールズには車椅子やホバーチェアは付属しません。何故かと言うと、このチャールズは自分の足で歩くからです。さらに、デフォルトのヘッドはセレブロを装着しており、交換ヘッドも目を閉じてテレパスを使っている状態。パブリックイメージの「プロフェッサーX」とはかけ離れていますよね。
基本的にコミック版のマーベルレジェンドは、ある程度パターン分けされた共通素体に、キャラごとのヘッドと装飾を新規造形する形でキャラクターを再現しています。
例えばこのブラックパンサーとデッドプール(ジャガーノートシリーズ)は、いわゆる「バッキーキャップ素体」と呼ばれる共通素体が使われています。胸部のラインや腹筋を見てもらえれば、わかりやすいかと。
「向こう10年は出ない」方のプロフェッサーは「スーツ素体」、HoX版チャールズは「ピザスパイディ」の素体を使うことで、それぞれを再現しているわけです。
これらのことから、ハズブロがコストカットにかける並々ならぬ熱意が、よく伝わったのではないかと思います。
そして、話は戻ります。すなわち、ホバーチェアのプロフェッサーが「向こう10年は出ない」理由。
簡単な話です。ハズブロとしては、ここまで大規模な新規造形のパーツを作りたくないのです。それに、今はコミック版よりもMCU版が売れる時代。ましてやプロフェッサーXは、有名ではありますが突出した人気があるかと言われると微妙なところ。少なくとも、ウルヴァリンやマグニートーを出した方が売り上げは見込めます。
実際、ウルヴァリンとマグニートーは、マーベルレジェンドの製造元がトイビズからハズブロに移行した2007年以降、何度もバージョン違いで発売されています。
一方のプロフェッサーXは、実写版を除くと2回だけで、しかも印象深い背広+ホバーチェアは2019年になるまで発売すらされていません。
これが、僕が「向こう10年は出ないであろうキャラを優先する」と言った理由です。
コミック版のキャラは、いくら有名であろうと中々発売されないことが多いのです。
MCUに出演したことで人気を集めたロキも、ハズブロではクラシックコスチュームと女体化状態での立体化しかありません。ミズ・マーベル(キャロル・ダンヴァース)もセット版のみ、ホークアイもクラシック版とマーベルNOW!版がそれぞれ1回きり。
2年に1回、下手すれば1年に1回は発売されるウルヴァリン達と比べて、なんと機会の少ないことか!
そんなわけで、僕は「向こう10年は(ry」の方針で購入を決めていますよ、というお話でした。